岡真理『アラブ、祈りとしての文学』

『アラブ、祈りとしての文学』の表紙

小説を読むことは、他者の生を自らの経験として生きることだ。見知らぬ土地、会ったこともない人々が、いつしか親しい存在へと変わる。小説を読むことで世界と私の関係性が変わるのだ。それは、世界のありようを変えるささやかな、しかし大切な一歩となる。世界に記憶されることのない小さき人々の尊厳を想い、文学は祈りになる。(出版社の紹介文より)

  • 著者:岡真理
  • 定価:2940円(税込)
  • 発行日:2008年12月19日
  • みすず書房

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