【神戸・大阪】イスラエルによるガザ攻撃を許さない11・21緊急申し入れ行動

[呼びかけ文]

イスラエルによるガザ住民に対する新たな虐殺が始まっています。11月14日のイスラエル軍によるハマース幹部のアハマド・ジャバリ氏の暗殺以降、市街地への空爆によって、11名の子供を含む48名の住民が殺害され、450人が負傷しています。18日現在、イスラエルは地上準備を着々と進めています。

今回の攻撃が、選挙を前にしたイスラエル政府の周到に計画された作戦であることは、多くの識者が指摘していることです。しかし、日本のマスメディアは、あたかもガザからのロケット攻撃に原因があるかのような報道を行い、イスラエルの情報戦に加担しています。

1400名の犠牲者を出した2008-9年のガザ侵攻の事態を繰り返させないためにも、国際世論による圧力が緊急に求められています。

イスラエルは、国際法を遵守し、直ちにガザ攻撃を中止しなければなりません。そして、人びとが普通の暮らしを送れるよう、ガザ地区の封鎖を解かなければなりません。
西岸地区においては、和平への可能性を閉ざすイスラエル 入植地拡大政策を即時停止し、不法に奪った土地と資源をパレスチナ人に返還しなければなりません。
また、イスラエルは、国連決議で要求されているパレスチナ難民の帰還権を認めなければなりません。ガザ住民の7割は現イスラエル領から追放された難民とその子孫であり、ハマースが、イスラエル国家の存在を容認できない背景にもこの問題があります。彼らをいくら殺害しても、民族浄化の歴史事実と責任を消し去ることはできません。

以上の要求をイスラエル政府および彼らを支えるアメリカ政府に伝えたいと思います。また、出来る範囲で、プラカード等、各自用意していただければと思います。

2010年11月21日(水)午後4:45-(約30分)

2010年11月21日(水)午後6:30-(約1時間)

連絡先:パレスチナの平和を考える会
 メール:palestine.forum@gmail.com

呼びかけ団体:パレスチナの平和を考える会、ATTAC関西、関西共同行動、「ストップ!ソーダストリーム」キャンペーン、アハリー・アラブ病院を支援する会、占領に反対する芸術家たち、さぼてん企画、日本基督教団大阪教区社会委員会、日本聖公会大阪教区宣教部、大阪YWCA国際部委員会(11月20日現在)