【東京】イスラエルのガザ攻撃を許さない緊急集会「ガザで、今、起きていること」─土井敏邦監督作品『ガザ攻撃』先行上映+現地からの報告
[主催者案内文]
1400人以上の犠牲を出した2008〜9年のガザ攻撃から4年。再び、イスラエルがガザへの大規模な軍事攻撃を展開しています。
土井敏邦が12月23日に予定している『ガザに生きる』5部作・完成上映会のご案内を出したばかりですが、ガザが緊急事態になり、いま日本で私たちができることを緊急にやるべきだと判断し、急きょ、第5章『ガザ攻撃』(監督・撮影・編集/土井敏邦)を先行上映することにしました。
現在進行中のガザ攻撃を食い止めるため、大きな国際世論作りが急務です。日本の私たちも、4年前のガザ攻撃の記憶を想起し、ガザ攻撃の即時停止の声を上げるために、この集会を開きます。ぜひご参加ください。
土井敏邦は、11月10日より1年ぶりにパレスチナ・イスラエルの取材に現地へ飛びました。もちろん出発時には、ガザがこのような事態になることはまったく予想もしていませんでした。本来なら、ガザの緊急事態に真っ先に現地入りするはずなのですが、イスラエルによるプレスカード発行拒否(ガザ取材の拒否)が続いており、ガザに入れない状態です。現在、エルサレムで、ガザ入りの他のルートを模索しながら、ガザ攻撃へのヨルダン川西岸のパレスチナ人の反応の取材を続けています。
2012年11月24日(土)午後6:30-9:00(開場6:20)
[内容]
- 6:30- 「ガザ攻撃を許さないぞ!」開会メッセージ:渡辺えり(非戦を選ぶ演劇人の会・予定)
- 6:45- 現地状況について:鈴木啓之(土井敏邦 パレスチナ記録の会)
- 『ガザに生きる』5部作・第5章『ガザ攻撃』(85分)上映
2008〜09年のガザ攻撃による被害の実態を、被害者や遺族の証言を元に改めて検証する。一方、この攻撃に参戦したイスラエル兵の証言によって、イスラエル政府や軍がこの攻撃で何を目指していたのかを探る。さらに、民間人の被害を知りながら、90%以上のユダヤ系イスラエル国民が支持した背景は何か、イスラエル社会は、どう変化しているのかをイスラエル人有識者たちが分析する。- 8:35- 現地(エルサレム)からの報告:土井敏邦(予定)
※当日の進行・内容は変更の可能性があります。あらかじめご了承ください。
- 参加費:1000円
※参加費の半分はガザのパレスチナ人権センターを通して、今回の攻撃の被害家庭の支援に使われます。 - 予約不要・先着順で受け付け
- 問い合わせ:日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)
Tel:090-6101-6113/メール:office@jvja.net
※映画『ガザに生きる』を除き、集会の様子はUstreamで中継されます。IWJチャンネル4
共催:社会思想史研究会、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)
協力:非戦を選ぶ演劇人の会