2010-06-30 ナージー・アル・アリー『パレスチナに生まれて』 書籍 ツギハギだらけのボロ服を着た後ろ姿の男の子、ハンダラ君。この子供の視点から、アル・アリーは、イスラエルやアメリカのみならず、堕落したアラブ諸国やPLOまでも批判する作品を描きつづけ、50歳で暗殺された。ハンダラ君は今も広くパレスチナを象徴するキャラクターとして使われている。歴史と文化の面からパレスチナを知るために必読の1冊。 著者:ナージー・アル・アリー 序文:ジョー・サッコ 訳者:露木美奈子 監修者:藤田進 定価:1680円(税込み) 発行日:2010年6月 発行所:いそっぷ社 参考サイト:早尾貴紀:本のことなど